野生キノコのカプチーノ仕立て、
ムッシュ アラン・シャペルの思い出
Capuccino aux champignons, souvenird' Alain Chapel
野生キノコのカプチーノ仕立て、ムッシュ アラン・シャペルの思い出

材料4人分

【base】
マッシュルーム
champignons de paris
400g
フォンブラン
fond blanc
400cc
タイム
thym
少々
un peu
生クリーム
crème fraîche
120cc

sel
少々
un peu
【garnitures champignons】
季節のキノコ
ジロール
girolle
50g
マッシュルーム
champignons de paris
50g
ピエドムートン
pieds de mouton
50g
シャントレル
chanterelle
50g
プルロット
pleurote
50g
牛乳
lait (ムース分)
1ℓ
セルフィーユ
cerfeuil (葉の部分のみ)
少々
トリュフ
truffes
少々
un peu

手順動画説明はこちらから

  1. champignonのbaseにchampignons de parisのémincéを2個分程入れて煮詰める。
  2. その中へcrèmeを加え、味を整えてpasserする。
  3. あらかじめ温めておいた牛乳をハンドミキサーでかくはんして、牛乳のムースを作る。
  4. 用意が整ったら、ガルニのchampignonを適当な大きさに切りフリカッセにする。
  5. それを器に盛り込み、そこへchampignonのbaseのスープを注ぎ入れ、上から牛乳のムースをこんもりと上品に盛り、セルフィーユの葉とトリュフを散らす。

三國 清三シェフ プロフィールオテル・ドゥ・ミクニオーナーシェフ

三國 清三シェフ
1954年
北海道増毛町生まれ。15歳で料理人を志し、札幌グランドホテル、帝国ホテルにて修業。
1974年
駐スイス日本大使館の料理長に就任。大使館勤務の傍ら、フレディ・ジラルデ氏に師事する。
その後も、トロワグロ、オーベルジュ・ドゥ・リル、ロアジス、アラン・シャペル等の三つ星レストランで修業を重ねる。
1985年
東京・四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニをオープンする。
2013年
フランスの食文化への功績が認められ、フランス・トゥールにあるフランソワ・ラブレー大学にて名誉博士号を授与される。
2015年
フランス共和国よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受勲。この勲章はナポレオン・ボナパルトにより1802年に創設されたフランスの最高勲章で、日本の料理人へは初めての授与。
2019年
「JAPONISÉE Kiyomi Mikuni」を出版。映画でいう「オスカー賞」と賞賛される。
“グルマン世界料理大賞2020” Hall of Fame部門で唯一入賞し、後世における規範となる傑作と評価される。
2021年
「文藝春秋 創刊100周年、昭和・平成・令和を彩る日本の顔ベストセレクション」、14人の1人に選ばれる。
2022年
幻冬舎より「三流シェフ」を出版(発売から約1ヶ月で5刷/72000部)。
現在、子どもの食育活動や、家庭でできる手軽なレシピをYouTube で発信している。